等身大ジャーナリズム

26歳、京都出身、滋賀在住です。

予定は思い通りにいかないと分かってからが楽しいものなのだ

 

予定は思い通りにいかないと分かってからが楽しいものなのだ。

 

 

今日はメールを受け取った。

 

内容は

「申し訳ありませんが、今回は見送らせてください」

だった。

 

 

ぼくは現在進行形で、アフリカ・ヨーロッパ留学旅を最大1年半と予定していた。

その中のある期間はゲストハウスでのフリーアコモデーションだった。

フリーアコモデーションとは、ゲストハウスで仕事を手伝う代わりに宿泊料金を免除にしてもらう制度のこと。

 

もともとゲストハウスで働いていたぼくにとって、

また海外に安く長く滞在したいぼくにとって、

この制度はとてもありがたいものだった。

 

 

しかし、それに参加できないことが分かった。

事前に募集されていることも確認し、自分の能力や行ける期間もしっかり伝え、何度かに渡って交渉をしたのだけれどやはりダメだった。

 

このことに関しては少し落ち込んでいる。

「あっどうしよう。」という気持ちになっている。

日本にいる間に練ってきたことが、ガラガラと音を立てて崩れさるような気持ちになる。

 

 

ただ冒頭の通り。

「予定は思い通りにいかないと分かってからが楽しいものだ」と自分にはそう言い聞かせた。

 

いまの自分が持てる財産。

いまの自分にできること。

いまの自分が一番やりたいこと。

それらを整理し直して、旅程を組み直すことを始めた。

 

旅程の組み直しはとてもワクワクする。

新しい気持ちで調べることができる。

それに知らなかったことをたくさん知れる。

万事が上手く行っていれば知り得なかったこととかだ。

 

元来の予定とは異なって合計の旅程期間は少し短くなってしまうし、しようと思っていたことができないが、

でもきっと違うものに巡り会う。

想像していたこととは、また違った充実感を得られるはずだ。

 

結局のところ「予定」や「想像」と「実際」や「現実」は違う。

そして「実際」や「現実」を通して得たことが自分の血となり肉となる。

実際や現実をしっかりとふまえて、それを楽しむことがいちばん大切なんじゃないかなと考えるように努めよう。

 

 

いまはまだ旅程の組み直し中。

6月17日まではセネガルにいて、そこからモロッコへ行くけれど、それからは真っ白。

お金だって無いよ。

 

丁寧に、丁寧に、旅程を組み直してみようと思う。

きっと上手く行かなくても、それからが楽しいと思えるような心を持って行こうっと。

今回の旅の目的だけは忘れないようにして。

ダメだった予定も経験を一つに納めるようにして。