welq(ウェルク)まとめ騒動は日本人の情報リテラシー低下が問題
こんにちわ、まとめサイトに関する記事を連続投稿するやっちです。
ネットではまとめサイト問題がとても話題になっていますね。
ただ思ったのは「人が言ったことを鵜呑みにする日本人の情報リテラシーの無さワロタ」です。
それについて、詳しく書いていきたいと思います。
情報リテラシーとは
まず情報リテラシーとはなにかを説明します。
情報リテラシーとは、
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。
「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。
です。
日本人はこの力がとても不足しているなーと今回の騒動を見ていて思います。
今回のwelq(ウェルク)騒動の問題はそもそも問題とは言えない
さて、今回のwelq(以下ウェルク)騒動に関してですが、
大きく分けて2つの問題があるとされています。
それは
- まとめサイトに根拠の不明確な情報を載せていたこと
- 引用や転載のルールが守られていなかったこと
です。
ただしこれらの問題は、ぼくは問題になっていないと思ってます。
1.根拠の不明確な情報を載せていたことについて
まずまとめサイトの根拠が不明確なのは当然でしょう。
それを当然と認識していなかった受け手側に問題があると思います。
こういうことを言うと「ウソばかりを並べてもいいのか!」と言われるかもしれませんが、
悪意のあるウソ、ウソと分かっていながらウソを書くことは最低だと前置きした上で、ぼくはそれでも良いと思います。
ネットの情報なんて井戸端会議と同じです。
井戸端会議で隣の奥さんが話したことを鵜呑みにするんですか?
それが間違っていたら隣の奥さんを怒りますか?
今回の騒動はそういうレベルじゃないかなーって思うんですよね。
2.転載や引用のルールが守られていなかったことについて
そして「無断転載」の問題が浮上している気がします。
キュレーター(書き手)側が引用元に承諾を取らなかったとか、そもそも引用元の記述すらしていないとか。
確かに良く見かけますし、もしされたら確かにムカつきます。
けど仕方ないと思います。
ネットに公開した時点で世の中に出たんです。世の中に出したんです。
世の中に出したら無断でマネをされる、パクられる、普通でしょう。
マネをされたくないなら、パクられたくないならネットに書かなければいいんです。
なのでこれはキュレーター側の問題ではなく引用元の認識の問題です。
さらにいえば、本とネットは違います。
本のルールをネットに持ってきていることがおかしいとぼくは思っています。
根本的な解決を求める=それは教育
根拠不明確と無断引用。
そしてそれを批判する人たち。
こう言う人たちには根本的な解決策が必要です。
それは教育。
ネットの情報を鵜呑みにしないでおきましょうという教育です。
文句を言う人を減らしたいなら情報教育をもっと行いましょう。
鵜呑みにする日本人、考えない日本人を作り上げたのは日本の教育です。
感想とまとめ
まとめると、
- 根拠不明確は当然
- 無断引用は仕方ない
- 情報に対する力を教育で高めてほしい
です。
根拠不明確と無断引用はこれからも無くなりません。
むしろ思ったことを素直に言えるので、ネットにおいては根拠が不明確でも良いと思います。
議論が起こります。
議論が起これば感想がブラッシュアップされます。
狭いコミュニティである井戸端会議ではできなかったことです。
広いコミュニティであるネットだからできると思います。
こういう事件を受けてネットの自由さが狭まるかもしれないと思うとその方がイヤです。
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