インドネシア看護師が日本で働きたくない理由は労働環境がヤバいから
こんにちわ、最近フィリピン移住いいなあーと思ってしまったやっちです。
さて、こんな記事を読みました。
インドネシアの看護師が日本で働きたくなくなったというものです。
前までは日本で働きたいという人は多かったはずです。
しかし、この記事によるとそれが少なくなってきているとのこと。
どうしてなんでしょうか?
インドネシアの看護師が日本で働きたくなくなったことについて
インドネシアの看護師は月給2万円
記事によると、インドネシアでの看護師の月給は2万円なんだそうです。
日本なら大卒看護師さんの平均初任給で20万円です。
これを見ると日本で働くことを夢見るインドネシア人も多そうですね。
日本での看護師の仕事の問題
しかし、日本での看護師の仕事には以下のような問題があると記事は伝えています。
- 労働時間が長い
- 勤務時間が長く、休憩も短い
- 仕事が終わってもなかなか帰れない
- 「日本ではそれが普通」を押し付けられる
インドネシアでは8時間労働なのに対し、日本では10時間働くシフトがあるとのこと。
また「遅刻には厳しいのに、終了の時間は守らない」、日本人は時間を守らないと言われていました。
これは的を得ていますね。
日本人の価値観がズレている?
最後に記事の中で、日本の看護師には「郷に入っては郷に従え」という重圧があるそうです。
さらに、もう日本はなんでもアジアで一番というわけではない、昔は素晴らしかったが今は・・・
ということになりかねないと指摘されています。
日本の仕事の問題点
ぼくはこの問題を聞いて、相変わらずこんなニュースばかりだなと思ってしまいます。
看護師の仕事がイヤだとかではなく、長時間労働、同調意識、ジャパンアズナンバーワンといった仕事以外の部分が問題になる。
看護師も企業も同じですね。
1.ジャパンアズナンバーワンという妄想
ジャパンアズナンバーワンはきっともう無いですね。
過去の栄光に変わっています。
ボンビーガールでも紹介されていましたがフィリピンのセブなら家賃2万円で日本よりも良い家に住めます。
ほかにも堀江貴文さん著の君はどこにでも行けるでも「日本の地方都市と比べるなら、バンコク(タイ)の年収の方が高い」と述べられています。
このようにアジアのレベルが上がってきているのは事実です。
「2万円?どうせフィリピンの汚いところに住まなきゃいけないんだろ?」
「バンコクの年収?一部の富裕層ぐらいじゃないの?」
というのは日本人の妄想です。
その意識は変えないといけません。
2.長時間労働
これも変な話です。
ただ長時間労働は、電通の事件やロイヤルホストの24時間営業撤廃などの運動を受けて、治されていくかもしれませんのであんまり言わないでおこう。
3.同調意識はイヤだー
そして日本の同調意識はどうにかして治らないんですかね?
以前にぼくはこんな記事を書きました。
日本の企業は社員を囲い込み過ぎなんじゃないかということです。
看護師でも同様で、もっとドライになったらいいんじゃないかなーって思います。
仕事を尽くすのはもちろん前提ですが、看護師の世界は「ドロドロした社会」という話を聞いたことがあります。
婦長や院長に気に入られるとか、長時間頑張っているとか、年功序列の縦社会とか、
仕事の本質じゃないですよね。
どれだけ先輩に好かれても、患者さんに嫌われてたら意味ないです。
ぼくは病院の儲かるシステムのことを詳しくは分かりませんが、患者がこなくなれば話にならないわけです。
救急でも別の病院を指定するとかね。
そうであれば、仕事のやる気が出るような体制を作り、仕事の質を上げるのが先決で、そのあとに一丸となってやりましょう!だと思いますけど。
まあ記事を見ただけなので、外国人労働者が文句を言っているだけの可能性は否定できないですが、
そう言う自分は長時間労働をしたいですか?
好きでもない人に好かれたいと思いますか?
外国で働く時に「ここではそういうものだから」って言われて気持ち良いですか?
っていう話です。
感想とまとめ
熱くなってしまいました。
いま日本の給料は他のアジアよりも高いです。
それにフィリピンやインドネシアからの看護師さんや介護士さんは今後増えてきます。
自国の給料が低く、日本で看護師や介護士が少ない、なら外国人からしたらチャンスなんです。
日本政府もその門戸をいま広げています。
なので日本人の意識改革が必要になってきていますね。
意識を変えないままだと、日本から看護師がいなくなっちゃいますよー?