等身大ジャーナリズム

26歳、京都出身、滋賀在住です。

企業や会社の会議で保守とリベラルが議論して有利なのは○○だ

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こんにちわ、やっちです。

突然ですがみなさんは保守派ですか?それともリベラル派ですか?

「どっちでもないです!」→という人は保守派です。

ぼくはそう思います。

今日は知り合いから聞いた会議での議論の話を書きます。

とある会議での話

その知り合い(仮にAさんとする)は会社の会議に参加していたそうです。

その会議には上司が2人とAさんと同僚のBさんの合計4人が出席していました。

議題は業務ルールに関することです。

Aさんは業務の効率化を目指すためにルールの変更と削除を提案しました。

しかし、もう一人(同僚のBさんとする)はルールを追加する方向で提案しました。

 

結果どうなったか。

 

Bさんのルールの追加で決まったそうです。 

保守派のリスクヘッジと言えば聞こえは良い

議論の中身をざっくり話すとこんな感じです。

A:「ルールを削除及び変更しましょう」

上司:「理由は?」

A:「その方が効率的だからです」

B:「いやルールを追加しましょう。その方がリスクが少ないです」

ここで上司の心の中を紹介しておきます。

上司の心:(現時点ではどっちが良いかはわからないな。となるとリスクが低い方を・・・)

業務の効率化を目指す話からリスクの大小の議論にすり替わっています。

こういう転換は良く起こるのではないかと思います。

このような決定について思うこと

組織においてリスクが少ない方を選びたがるのは当たり前です。

その方が楽ですしあまり心配せずに済みますから。そして、もしリスクが高い決断をしてそれがトラブルに発展したとしたら、誰かがその責任をとる必要があります。

けど誰もその責任を取りたくないですものね。

この議論の問題点

僕はこのような議論には大きな問題点があると考えています。 

それはルールを変更したり削除したりすることによってどんなリスクが発生するのか

またどんな効率化が見込めるのかを議論していないということ。

一方でルールを追加することでどんな非効率さが生まれるのかも検討していないということです。

既存の物を壊さないように保つ→保守

変革と自由を求める→リベラル

どちらも必要です。

ただ普通に話し合えば保守が優位、リベラルが劣位。

それが十分な議論をせずに雰囲気で決まってしまったものなんです。

リスクの高低

僕は思います。

リスクを取ることは組織において決断しにくい。

けど、集団組織にはたくさんの人がいます。

そのたくさんの人の多くの意見を集めて、リスクについてたくさん話し合って決めるべきではないのかと。

「そんなもの。ただ烏合の衆を集めたところで・・・」なんて言っている人は高慢です。

いつかは身を滅ぼします。

ムダかもしれないルールは議論して無くしていきましょう。

リスクに関して十分に話し合って、そのあとに多数決で決断をするのが民主主義です

以上です。