お酒飲めない下戸のかっこ良いお冷、お水の頼み方-チェイサーのロック
こうやって頼む人は少ないだろう。
誰もこうやって頼まないだろう。しかしおれは頼む。おれは生粋の下戸っ子だからな。
お茶の水割りがブーム
先日のテレビで「お茶を水で割って飲む節約法」なるものが紹介されていた。
なんでもその人は富女子と呼ばれていて、貯金大好き、外食ゼロ、おかずの使い回し、
そしてお茶の水割りなんだそう。
「あーなるほど、確かに薄いお茶として飲むことができるな。うん、倍飲める。」と思ってしまった。
しかしそれを節約に転ずると言うのは目から鱗だった。
おれはその前からチェイサーのロックだ。
まず節約方法について。上記で紹介された方法は割と普通なんじゃないか?と感じた。
小学生の時、スポーツドリンクを薄めて何回も飲んでいたし、おかずはまとめて作って何回かにわけるものなんじゃないか?
そしてお茶の水割り。
ばかやろう、おれは氷の水割りだよ。
キンキンに冷えた水に氷を入れて、キンキンって音がする。最高だよね。飲みたくなってきた。
下戸の気持ち
おれはお酒が飲めない。
本当に飲めない、自分でも情けないくらい。缶チューハイを二口でも飲めば、顔が赤くなり心臓がばく進し、ふくらはぎがかゆくなり、眠くなる。
起きれば顔面蒼白だ。
以前東大式のお酒スクリーニングテストを行って確認してみた。
こんな有様だ。
お酒はとても楽しいらしい。お酒の席でしか話せないこともあるし、お酒の席を経て仲の良さが育まれると聞いたこともある。
おれは今までの経験からは違うと言える。
お酒の席でしか話せない→お酒の席では(しんどくて)話せない
仲の良さを育む→気づいたら寝てる
こんなにつらいことがあっていいのかと思う。ならカフェでシラフでコーヒーを飲んでいた方がまだマシだ。
事前にウコンの力や肝臓の健康にセラクルミン などというものを飲んでたときもある。
確かにかなりマシになる。
しかしそれでもおれにとっては缶チューハイ2口が缶チューハイ1本に変わるぐらい。元々が弱いんだから仕方が無い。
終わりに
そんだけ文句を言っていた俺でも、お酒の席には参加したいと思うことはある。
ただし、飲むことを強要されるのは困る。
これはお酒を飲めない人みんなが思っていることだろう。
だからせめてもの抵抗として、「チェイサーのロックで。」などと笑いを取りに行くしかすべが無いのだ。
「飲めないので」と一辺倒でも良いと思うが、こちらとしても精一杯の努力はしているつもり。
みんなのことが嫌いなわけじゃないが、そこは認めてくれたら嬉しいと思う。