今23歳ゆとりで元管理職のぼくが教える人材教育のメリットとデメリット
(最終更新:2017年1月4日)
こんにちわ、やっちです。
部下や後輩の教育をしっかり行うことで、その組織にどんなメリットがあるかを考えたことがありますか?
そしてデメリットもあるということを考えたことはありますか?
今日はそれについて書きたいと思います。
管理職時代、ぼくは部下を指導する際に再現性と根拠を意識していた
仕事を教えるとき、まずはあなたがいつも行っている仕事に再現性と根拠があるかどうかを確かめてください。
自分がやりやすいと思っておこなっている方法はもしかしたら正しくないかもしれない。学習者にとっては手抜きと思われるかもしれません。
再現性は重要です。
人はなんとなくでは覚えません。
なにかを覚えるときは、順序立てたり、関連づけたりすることが有効です。
そのために再現性を持たせてください。再現性がない方法はテキトーと呼びます。
そして根拠も必要です。
根拠は「なぜその仕事、行動をしなければならないか」ということ。
これを意識することで学習者(後輩や部下)は自立していきます。
根拠と再現性は意識してください。
人材教育をしっかり行う最大のメリットとは
ではメリットを紹介します。
それは組織の成長と人の成長が同時に起きるということです。
わかりやすく言い換えると、
自分が行っている仕事を他の人ができるようになるということです。
後輩や部下にしっかりと教育をおこなえば自分の仕事をその人たちに任せることができます。そうすれば自分は違うことができるようになります。違うことができれば組織の幅が広がり組織の成長につながります。
また教えられた人は当然成長します。教えた人も新しい仕事の方法の発見につながったり、違う仕事で自分の経験値を増やすことができます。
人材教育をしっかりと行わない組織について
人材教育をおろそかにすると、組織は弱くなります。
後輩や部下がいつまでも育たずベテランばかりが戦力になります。それでは組織の成長も存続も変化もありません。
そしていつまでも自分の仕事ばかりしている人は、それは組織のためであるように見せかけた自分のためです。
人は退屈が嫌いです。そして退屈じゃない単純作業が好きです。
その仕事は一日も早く部下や後輩にあげてください。人も組織も成長しません。
自分の仕事があげられない人は仕事ができない人です。組織を潰す人です。
成長しない組織は、まわりから置いていかれる組織です。そしてどこからも相手にされなくなって潰れます。
人材教育をしっかりと行う組織の最大のデメリットとは
人材教育は必要不可欠です。
しかし最近では人材教育に割く時間すら惜しくなっています。
理由は時代の変化スピードが速いから。
人材教育で1年2年としっかり時間を費やしている間に会社が潰れてしまうかもしれません。
会社が潰れなくてもリストラや減給はどんどん増えるでしょう。
この記事を見てください。
銀行が潰れるとどうなるかを書いた記事です。
銀行は弱体化しています。そうなるとふつうの会社にも影響が及びます。会社に影響が及ぶとどうなるか。
生活に影響が及びます。
今日明日に銀行が潰れるわけではありませんが、もはや時間の問題とまで言われています。
なので他人の教育をするまえに自分個人の力を付ける必要があります。
組織で人材教育にしっかりとした時間をかけることはデメリットになり得ます。これからは個人の時代です。
感想とまとめ
いかがでしたか?
教育は「学習者の自立のサポートである」とぼくは定義付けています。
人材教育をしっかり行わない会社は潰れます。しかし、教育熱心になりすぎると時間がなくなります。
積極的にアクションを行いましょう。積極的なアクションを求めましょう。
攻める組織が生き残ります。