等身大ジャーナリズム

26歳、京都出身、滋賀在住です。

西アフリカのセネガルで1ヶ月生活してわかった日本人が知らない10の現状

 

こんにちわ!やっち(Yacch!)です。

 

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ぼくはいま西アフリカの国、セネガルに来ています。

セネガルはここ

 

 

 

アフリカ大陸の西側ですね。

ここにトータル3ヶ月滞在する予定です。

 

ぼくはこの西アフリカに来て、すでに1ヶ月という日々を過ごしています。

その中で色々な気付きがありました。

今日はそれを紹介したいと思います。

日本では考えられないようなこともたくさんあると思うので、ぜひ楽しんで読んでみてください。

よろしくお願いします。

 

 

 

西アフリカのセネガルで1ヶ月生活してわかった日本人が知らない10の現状

 

1.めっちゃ挨拶をする

 

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まず1つ目は「あいさつ」です。

この国は挨拶をめちゃめちゃします。

しかもその挨拶が長いんです・・・ 笑

 

まずセネガルの言語を紹介しておくと、セネガルの公用語は「ウォロフ語」と「フランス語」です。

ニュースやテレビ、新聞や表示などはフランス語で書かれていることがほとんどですが、会話はウォロフ語になります。

 

そして挨拶をするときの第1声、「こんにちわ」にあたるのが

「アッサラームアレイクン」(アラビア語)

です。

これはウォロフ語でもなく、フランス語でもなく、アラビア語から由来しているとのこと。(←ややこしいですね)

そして返事は

「マレクムサラーム」(アラビア語)

 

ぼくもこれらを使いこなしていますっ

また挨拶には続きがあって、

 

「サバ?(How are you?)」(フランス語)

「サバビアン(I am fine)」(フランス語)

「ナンガデフ?(How are you?)」(ウォロフ語)

「マンギフィ(I am fine)(ウォロフ語)

「ヤンギノース?(Are you rich?)」(ウォロフ語)

「トゥーティレック(a little(ウォロフ語)

「ヤンギチジャム?(Are you in peace?)」(ウォロフ語)

・・・

 

とまあこんな感じ。

ぼくは「サバ?」以降はあまり言いませんが、たまに聞かれることがあります。

 

このようにめちゃんこ長い挨拶をしたり、軽く挨拶をしたり、ということが毎日、毎朝あります。

そして家の前を通る人、目が合った人とは挨拶をします。

相手も驚いたりしないし、むしろ挨拶をしない方が気まずいくらいの国なんです。

ぼくも挨拶をする習慣がつきました。笑

 

www.movablevie.info

 

2.砂まみれになる

 

ぼくはセネガルの首都、ダカールに滞在しています。

ダカールはセネガルでも一番発展しているところで、政府、経済、交通、すべての要になっている場所な・の・で・す・が・・・

 

道路が未舗装です(未舗装のところがたくさんある)

 

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そして晴れの日が多いので、乾燥しており、砂けむりがよく舞います。

結果的に、靴は砂まみれになるのです。

 

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(真っ白の靴だったのに・・・)

 

 

また窓を開けっ放しにしていると・・・

 

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机も砂まみれになります。

 

3.鼻毛が伸びる、鼻が黒くなる、髪がぱしぱしになる

 

空気が乾燥していて、砂けむりがよく舞います。

すると・・・

 

 

 

 

鼻毛が伸びます。

(写真は自主規制)

 

 

そして

 

 

 

鼻くそが黒くなります。

(写真は自主規制)

 

 

あとは髪がぱしぱしになります。

 

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(わかりにくいか・・・)

 

ぼくはもともと天然パーマなのですが、くせが強くなっている気がします。

アフリカの人に天パーが多いのも、それが理由なのかな?

わかりません。

 

4.肌がめっちゃ焼ける

 

セネガルは暑いです。

年間平均気温25°、日中は30°を超えます。

 

夜10時ですら、26°あります。

セネガルは暑いんです。

 

なので、ぼくはどんどん肌黒くなります。

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日焼けサロンに行かなくとも肌が黒くなります。

海で素肌をさらしているとその日の夜には肌が真っ赤になり、シャワーが痛いです。

焼きたい人にはオススメです。

 

5.ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジなど家畜が現役

 

さてさて、セネガルは家畜が現役です。

ぼくがまず驚いたのは「馬車」です。

 

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セネガルのダカール、ここは首都にも関わらず馬車がフル稼働しているのです。

また車道を走ることもしばしば。

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車と共存しているのには驚きました。

 

他にもヤギを連れる子どもや、

 

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野放しになっているウシなど、

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これらは全て、路上で見ることができます。

牧場とか、そういったものではないです。

なかなかびっくりしましたね。笑

 

6.1週間に1回は停電する

 

セネガルはよく停電します。

理由はよくわからないのですが、計画停電であるとも言われています。

 

つまり電気の供給が足りていないんです。

それは生活にも大きく関わっており、ほとんどの人が工事などを手作業でおこなっています。

電気器具を使っても、使えない時があるから。

また冷蔵庫がない家もあります。

電気が止まると冷蔵庫の中身は腐ってしまうから。

 

インフラ(道路や電気網)は大切ですね。

日本ではなかなか停電なんて起こりませんからね。

電気のありがたさに気付きました。

 

 

セネガル 停電なう。

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7.夜中でもみんな出歩く

 

セネガルの人は、意外と夜遅くまで活動します。

夜10時頃でもお店は開いてますし、多くの人がウロウロしています。

→ セネガル人は夜行性なんだろうか - むーばりずむ 身軽に生きる。

 

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またセネガルには個人商店がたくさんある(写真未撮影)のですが、そこは個人でやっているにも関わらず夜中の2時まで開いています。

朝は8時頃からオープンするので、少しゆっくり目ですね。

 

ぼくが見ている限りだと、個人商店に合わせて行動している人が多いような気がします。

近くの住民はみんなそこで朝食のフランスパンを購入しています。

 

 

8.食後と夜中にティーパーティーをする

 

セネガルには「アタヤ」という飲み物があります。

 

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これはめちゃめちゃ甘いハーブティー(みたいなもの)なのですが、客人や友人にはこれを振る舞う習慣があるそうです。

 

作り方もけっこう凝っていて、

炭をくべて、お湯をわかして、材料を入れて、なんども容器を往復させて泡を作って、最終的にはビールのような見た目になります。

見た目が明らかにガテン系の人でもこれを作ることができるので、ギャップに惚れてしまいそうです。

 

 

怪しげな雰囲気… 笑 アタヤティーパーティ Athaya the fete. Athaya tea party.

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9.みんなスマホを持っている

  

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日本人の中には「アフリカ」と聞くと、「マサイ族」や「ゾウ」「サバンナ」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、それはもうナンセンスです。

 

みんなスマホを持ってます。

ぼくがスマホを持っていても誰も不思議に思いません。

バラックみたいな家に住んでいたり、家にテレビがなくとも、スマホとFacebookアカウントは所持しています。

 

ちなみにセネガルの治安はそこまで悪くないと思います。

ぼくは危ない目にあったことはありません。

クラブに行ったり、街中に行ったり、夜中に出歩いたりしたことはありますが、いまのところ大丈夫です。

 

驚きエピソードを簡単にいくつか紹介しておくと、

 

  • アジア人のことをみんな「中国人」だと思っている
  • 日本人だと言うと「カラテ!カンフー!」と言ってくる(経験談)
  • 道を尋ねたらジュースを奢ってくれる(経験談)
  • 乗り込んでいる最中にタクシーが動き出す(経験談です、足を轢かれましたっ)
  • 笑顔でマリファナを売られそうになる(経験談です、買ってませんっ)
  • クラブで美人女性を6000円で買える(友人談です)

 

などなど、これをみて安全だと思うかどうかはわかりませんが、ぼくは平和的に過ごしていると思っています。

まあ油断は禁物なので、ちゃんと用心していきます。

 

 

10.英語が通じない

 

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最後、この国では英語が通じません。

100%通じないというわけではありませんが、単語だけ知ってる人とかが多いです。

英語を話すことができる人は珍しいです。

英語を話せる人は優秀か、お土産物屋の客引きかどちらかです。(客引きはかなり喋れます)

 

なのでぼくはフランス語をめっちゃ喋ってます。

大学時代に第2外国語で勉強して以来なのでなかなか大変ですが、最近やっと話せるようになってきました。

 

まだまだ正確なフランス語ではないですし、リスニングが苦手な部分もあります。

ただ、それでもセネガル人達は意味を汲み取ろうとしてくれるので、気兼ねなくヘタクソなフランス語をぶちまけています。

 

もしセネガルに来るなら、挨拶とフランス語の数字、そして目的地の名前を言えるようにしておいてください。

ノー勉強で来るとけっこうキツイですし、モノやサービスの値段が高くなります。

 

例:タクシーの場合:半額以下になる、お土産物の場合:1/5以下になる

 

 

まとめ「セネガルはめっちゃいいところ!」

 

まとめると 

 

こうなります。

セネガルはめちゃんこ良いところだと思います。

他にも「バスは料金を払うとレシート&乗車券がもらえる」とか「ご飯が美味しい」とか言いたいことはたくさんありますが、けっこう日本人も来やすいところではないかと思います。

ぜひみなさんにもオススメしたいです。

 

最後に、今後のことを少し語っておくと、

2ヶ月目以降はどんどん行動の幅を広げて行きたいと思っています。

もっと生活に近づいたり、写真や動画撮影もどんどんしたいです。

 

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そして、ぼくは再来月、6月17日、モロッコへと旅立ちます。

そのあとはスペインに行くか、パリに戻るか、少し決めかねています。

こんな感じでアフリカ、ヨーロッパをぶらぶらして行こうと思っています。

 

ご精読ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

 

やっち(Yacch!)

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