戦争の悲劇に飽きた人、強い大日本軍が見たい人におすすめするマンガ
歴史にIf、もしはない。
しかし、もし、大日本帝国軍がハワイ真珠湾の奇襲攻撃をせずにアメリカとの和平を試みたらどうだっただろうか。
そんな歴史を描いたマンガがある。
「黎明の艦隊(れいめいのかんたい)」である。
「もし真珠湾攻撃を中止していたら・・・」マンガ『黎明の艦隊』とは
時代は太平洋戦争の真っ只中、1941年。
ヒトラー率いるドイツ軍は開戦し、戦渦を巻き起こしている。
そのドイツと同盟国である大日本帝国も、アメリカとの開戦を控えていた。
アメリカによる経済制裁を巡る日米交渉は決裂。
大日本帝国軍はかねてより計画していた「ニイタカヤマノボレ-ハワイ真珠湾奇襲攻撃」を決行する、
かと思われた矢先に天皇陛下、東條英機、山本五十六より、機動部隊にある命令が下された。
「ベツメイアンゴウ、ニイタカヤマノボレ(ハワイ真珠湾奇襲)チュウシ、タダチ二キカンセヨ」
政府司令部はアメリカとの和平妥結を目論んだ。
黎明の艦隊はそんなストーリーが綴られている
『黎明の艦隊』その後の展開
もちろん、当時の日本国、世界情勢で容易にことが進むはずが無い。
陸軍と海軍の決裂、陸軍の軍規約違反による東南アジア、タイ領への進駐。
はたまた日米の和平から東南アジアの権益(シンガポールやインド)を奪われると考え、それを快く思わないイギリスの妨害。
そして和平を口実に日本以外のアジア圏を支配とするアメリカの攻勢と、戦費を蓄え秘密裏に強化された日本軍の衝突、ソ連や中国の動向など・・・
日本国内、世界各国の思惑が入り乱れる作品となっている。
感想と評価「強い大日本帝国軍を見たい人におすすめ」
基本的に戦争漫画は「日本軍が負ける」ことを前提で作られている。
もちろん史実に沿えば「日本軍は負けた」のだから間違いではない。
しかし、フィクションとはいえ、異なった話を見れるということがとても面白い。
日本軍が優勢で、相手の作戦の裏をかき、戦力でアメリカを圧倒していく様はいままでに見られなかった描写では無いかと思う。
少し古い話だが、おれは朝ドラの『ごちそうさん』を見ていたときに気付いてしまった。
「大正〜昭和時代のストーリーはどれだけ幸せな描写があっても、戦争の悲劇を持ってくるんだよなあ」
いわゆるオチが見える話だ。
もちろんそれを見て感動するし共感するが、オチが見えている分「やっぱりか・・・」と思わざるを得ない。
この漫画にはそれが無いと思えた。
「戦争の悲劇に飽きた人」「強い日本、強い大日本帝国軍を見たい人」におすすめする。
補足とおすすめサイト
最後に補足情報を伝えておく。
この漫画はAmazonや楽天、Kindleや楽天Koboでも購入可能だ。
しかしここはあえて「スキマ-登録制無料漫画」をおすすめしておく。
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それらをうっとしいと思わない人はぜひ利用してみてほしい。
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