「仕事が奪われる」と「省力化」というメディアの見出しの違いに遺憾
こんにちわ!やっちです!
最近はAIのせいで「職業が消える」とか「仕事が奪われる」なんて話を良く聞きますが、こう聞くとAIが悪者になってますよね。
でも「省力化」という言葉だったらどうでしょうか?
なんだか良いことのような気がしてきますよね。
今日はこのことについて書いてみたいと思います。
「職業が消える、仕事が奪われる」とはオックスフォード大学のオズボーン准教授が言い出した
まず、「職業が消える、仕事が奪われる」という言い方をしたのはオックスフォード大学のオズボーン准教授だそうです。
ぼくはこの人のことを良く知りませんが、とてもマイナスな表現をしてくれたと思っています。
そして日本のメディアがこぞって
「AIに仕事が奪われる!?」
という見出しを使い始めたんですね。
労働力の「省力化」というニュースが舞い込んできた
その一方で、今日はこんな記事を読みました。
”省力化の鍵となるか? “電子タグ”|NHK NEWS WEB”
この記事は
「無人レジ」
「電子タグ」
「バーコード」
について話をしていて、締めをこのように括っています。
経済成長期から少子高齢化と人手不足の低成長時代に変わる中、業務の効率化はどこまで進むか注目していきたいと思います。
「仕事が奪われる」
という話をしていたのに、
「業務の効率化」
という話になるなんて驚きですよね。
結局、日本人はメディアに踊らされている気がする
もちろん奪われる仕事リストの中に「レジ係」は入っています。
実際に無人コンビニをAmazonが作りましたから、もうその流れは来ていると思います。
ただ、奪われる仕事に対して、抵抗する人もいます。
AIに関わる話ではありませんが、タクシー業界は「白タク」に反対しているそうです。
技術の発達でライドシェアが流行になってきていることに反発していて、
「おれたちの仕事がなくなる!」と騒いでいるそうです。
でも省力化と言われたらどうなんでしょうか。
みんな理解するんじゃないでしょうか。
そう感じた瞬間に、ぼくは
「ああ、結局ぼくらはメディアに踊らされているんだなあ」
と思ってしまいました。
その一方で
「こんなことで納得できるんだから、やっぱり日本人はバカなのかなあ」
と思ってしまいました。笑
ぼくも日本人です。
なので、ぼくもバカです。
やっぱり事実をちゃんと見ないといけませんね。
見出しやタイトルを見て判断するだけだと、本当に踊らされていることになってしまいます。
見出しやタイトルは誇張してつける傾向が強いと思うので、そこは読み手も踏まえておかないといけないです。
それを踏まえない限り、ぼくらはずっとバカです。
おわり。