ハロワの求人票にウソ?その企業や会社は信用もお金も時間もムダ
ハローワーク、正しくは公共職業安定所。
就職に困った人、転職したい人を助けてくれる厚生労働省設置の機関のことですね。
ただし、このハローワーク、そこで案内してもらえる仕事、ウソばっかりらしいんです。
今日はそのことを掘り下げてみましょう。
ハローワークの求人票にウソ
まずはこんな記事を拝借してきました。
この内容は、
・ハローワークの求人票の記載内容に係る求職者からの申出・苦情などの件数は1万937件に上る(2015年度)
・法政大学キャリアデザイン学部教授の上西充子氏は、大学生の就職活動でも「ブラック求人」がある実態を指摘。
・学生は就活サイトを「自分たちのためのサイト」だと思っているが、そもそも就活サイトは求人を出す企業の広告費で成り立っている。クライアントに不利な情報は伏せられている可能性を、学生は認識していない場合がある。
・賃金などの労働条件の明示について「書面で渡された」人は3人に2人の割合にとどまる。従業員が1000人以上の大企業でも、「書面で渡された」人は71.4%。
・現在の法律では、求人広告に書かれる募集要項の労働条件は就労時に変更があっても問題ないとされている。しかし、変更時には説明と合意が必要。
とのこと。
つまり「苦情は多いけど、サイト運営の都合もあるし、求人情報と実態が変わることは許されてる。労働条件の明示はみんなあんまりしてないよね」ってことですね。
事業者はバカ、時間とお金の無駄遣い
正直、これを読んで思ったのは、
「ウソの求人票を出している事業者は頭が悪いんじゃないか」ということです。
理由は3つあります。
1.人件費と時間をかけてウソをつく
まず、調べた感じだとハロワに求人票出すのにはお金はかからなさそうですね。それはいいとして。
求人提出には実際にハロワに行って手続きをしなければいけなかったり、人事、採用担当の人が行くことが望ましいと記載されていました。
そうなると、採用担当の人件費と時間を使ってウソをつきにハロワに行くんですよね。
それなんの意味があるんですか?笑
たぶん、提出して掲載されるまでのハードルが低いから実感が湧かないんでしょうけど、それ経費かかってますよ。笑
2.ウソで集められた人はやる気がなくなって、すぐ辞める
次に、ウソをつかれた側の気持ちになってみてください。
全然違う条件で働くことになったら、その人はまず「イヤ」になりますよね。
そしたら辞める確率はグンとあがります。
そこで辞められたら、面接、研修、業務を教える時間、その他諸手続きに掛かった時間全てムダになりますよね。
仮にたとえ辞めなくても、やる気がなくなる人は多くなるでしょう。
・・・生産性低くなるよね。 仕事なのに。
3.ウソをついた事業者は社会的信用がなくなる
その事業者の信用がなくなるということはどうなるか。
まずその会社に入ってくる人は居なくなりますね。
だれも入りたいと思わないですもん、ウソついて人を雇う会社。
そして、それが膨らめば取引とかにも影響が出てくるんじゃないですか?
そのへんは詳しくは分かりませんが、仮にそれがブラック企業のようなレッテルの張られ方をしたとしたら、ブラック企業と取引してる取引先もブラック企業なのかな?って思われかねないですよね。
信用が第一ってどこかで聞いたことがありますよ。
感想と評価
世の中では命の次にお金と信用と時間が大切だと思います。
時間はお金に代わりますし、お金は信用に代わります、そして信用はお金に代わります。
時間だけは代えられないと僕は個人的には思っていますが、全て同じくらい大切にするべきモノだと思います。
そこで求人票にウソを書いてたら、全部ムダにすることになると思います。
どんな会社も胸を張って経営してもらいたいものですね。