テレ朝の管理監督者が残業死。てか過労死や労災認定とはなんなの?
こんにちわ!運営者のいけっちです!(*・ω・)ノ*・ω・)ノ*・ω・)ノ
今朝のニュースでテレ朝のプロデューサーが過労死した、労働基準局が労災認定していたというものを見ました。悲しい事件やね。
ただ、いきなりテレビで「カロウシ」とか「ロウサイニンテイ」とか言われてもよくわからんよね。
どういう基準でこういうのは成立するんやろか。
疑問に思ったので調べてみま!
過労死とは?過労死の定義
まず過労死とは「働き過ぎが原因となって引き起こされる死(参考リンク:こちら)」のことらしい。
まあそれはわかるやんね。
具体的には長い時間働いたり、職場でスゴい圧力をかけられたりすることで、心疾患になったり、脳梗塞になったり、うつになって自殺したり、ってことみたい。
過労死ラインとされてるのが「週40時間を超える時間外労働が1ヶ月100時間、又は2ヶ月以上平均して80時間(参考リンク:こちら)」。
ようするに、1ヶ月の間に残業が80〜100時間を超えてたら怪しいってことや。
1日8時間働くと考えて、週5で働いたら40時間。
ってことは一ヶ月160〜180時間ぐらい働いたら残業無しの完全週休2日制やね。
そこに時間外労働100時間を足したら・・・、毎日3時間残業して、土日もそれぞれ4時間くらい働いたらそうなるのかな。
9:00〜19:00の人は→9:00〜22:00+休日ちょっと出勤ってことや!
休ませてくれ、って思うな。
テレ朝プロデューサーが過労死したわけ
テレ朝プロデューサーはどれくらい残業してたか、というと・・・。
130時間。
(参考リンク:テレ朝プロデューサーが過労死 残業130時間 :日本経済新聞)
130時間の残業ということは・・・。
9:00〜19:00で契約します。
毎日4時間残業します。
9:00〜23:00が日常です。
土日もそれぞれ5時間働きます。
ってことか。
つまり
月:12h
火:12h
水:12h
木:12h
金:12h
土:5h
日:5h
のシフトが3ヶ月間あったのか。
残業代ナシやったんやろうな、きっと。
(管理監督者は残業代の支払いは法律的には不要、深夜割り増し25%は必要)
テレ朝プロデューサーは管理監督者やったわけやからね。
ほいで、狭心症を発症して病院に運ばれて、一命は取り留めたものの低酸素状態による脳障害が残ると診断されて、1年半後に亡くなったそうです。
労災認定でどうなる?
その後、テレ朝プロデューサーは労基署に「労災認定」されました。
労災認定されると、
- 生きてはった場合は療養費、治療費などを国が負担してくれる
- 働けない場合は休業補償などが受け取れる
- 障がいが残った場合も補償がある
- 亡くならはった場合は遺族補償がある(一律300万円+貰っていた給料に応じた遺族補償年金+〃遺族特別年金)
- 葬祭料も受け取れる
こういう感じ。
お金を貰えればそれでいいのか!という話にはなるけど、他に代えられないっていうのは事実やしな。
感想
正直、大手企業やからこういうのは目立ったと思うねんな。
中小企業で毎日残業している人もおると思うし、見えてへんだけで数えきれへんくらいいはりそうやもん。
そもそも金払えば残業させれるっていう日本の法律がどうかと思うけど、それは違うの?
原則○時間、例外でも最大○時間、それ以上はなにがあっても働かせてはいけない、という法律は作れへんのかね?
「もっと働きたい人だっているもん!」
・・・、それは個人事業主として、別で業務を請け負ってやってください、てきなね。
ちなみに高プロ制(高度プロフェッショナル制度)っていう新しい法案(年収1075万以上の専門職の人には残業代とかを払わなくていいってやつ)ができるらしいけど。
やっぱりカネなんよね。カネ払えばいくら働かせてもいいみたいな。おれはそう思ってしもたけど、そんなもんなん?
逆に会社側から
「年収を1075万円まで引き上げよう!」っていう決断をしてもらえるならいいのかもしれへんけど、
雇われている側からしたら、
「いや1074万円でいいので早く帰らせてください」って話やんね。
んんー、ようわからんけど。
また調べたら書くわ!
以上!