ドナルドトランプの過激発言から学ぶ大統領になるバズマーケティング
最近目立ったもの言いが減ったような印象がありますね。ドナルド・トランプ氏は。ただ、いま考えると一連の発言は全て計算していたかのような気もします。
どうしてそう思うのか。
今日はそのことについて考えてみたいと思います。
そしてまだまだ駆け出しの身軽ブロガー(やっち (@movablevie1) )である僕も、その極意を学んでいけたらと思います。
ドナルドトランプとは
紹介だけしておきます。
ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump、1946年6月14日 - )は、アメリカの著名な実業家である。2016年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙の候補者であり、共和党大統領候補としての指名獲得が事実上確定している(推定候補)。不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長で、カジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツの設立者である。アメリカのビジネスシーンでの有名人であり、メディアへの露出機会も際立って多い。
その経歴、ブランディングの努力、私生活、豊かな財産、歯に衣着せぬコメントによって、セレブリティとして知られるトランプは裕福な家庭の第四子として生まれた。父のフレッド・トランプは、1885年にドイツのラインラント=プファルツ州カルシュタット(ドイツ語版)からアメリカに移民して渡米したドイツ人フレデリック・トランプの子で、ニューヨーク州クイーンズ区の不動産デベロッパー。母のメアリー・アンは、スコットランドのルイス島生まれで1930年にアメリカに渡った慈善家・主婦。トランプの両親は1936年に結婚し、5人兄妹をもうけた。 少年期のトランプは、クイーンズ区ジャマイカ・エステートのミッドランド・パークハイウェイ沿いで育って暮らし、13歳までは父が運営委員を務めるフォレスト・ヒルズ地区の学校に通っていたが、素行不良のためニューヨーク・ミリタリー・アカデミー(陸軍幼年学校の1つ)に転入させられた。1964年からブロンクス区のフォーダム大学に2年通ったのち、不動産の専門学科があった数少ない大学であるペンシルベニア大学のウォートン・スクールに通う。1968年に学士号(B.S.)を取得して卒業し、父親が経営するエリザベス・トランプ・アンド・サンに入社して、仕事を通じて不動産管理や投資などの知識を身につける。
2015年6月16日、2016年アメリカ合衆国大統領選挙へ共和党から出馬することを発表。トランプの初期キャンペーンは大々的にメディアの注目を浴び、広く一般の支持を集めた。2015年6月以来、共和党の世論調査では継続してトップの支持率を保っている。メキシコ系やヒスパニック系の不法移民に関する発言は、外国人嫌悪と取られることから共和党主流派の方針と決定的に相反するという指摘も受けておりワシントン・ポスト、エコノミスト、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ハフィントン・ポストなどのメディアからは大きな批判を浴びた。
引用:Wikipedia
とまあこんな感じですね。
元々裕福な生まれにも関わらず、素行の悪さで転校したりしたが、父親のそばで仕事をして今の不動産王の下地を作ったと。
メディアに積極的に露出し、歯に衣着せぬ発言で世間を賑わせるが、大統領選挙で共和党候補に選出されている。
生い立ちや経歴も面白いですね。ストーリー性がある。
でもやっぱりこの人で注目が集まるのは歯に衣着せぬ発言ですよね。どんな発言をしているのでしょうか。
過激な発言をまとめてみた
発言をまとめていただいている記事を拝借しました。
目立つのは、誰も触れようとしない政治経済的な問題に触れ、国民の不満不平等心を刺激すると言うこと。
そこで通常であれば当たり障り無い政治的な物言いをするところで、当たり障りする物言いを使っていると言うことですね。
世間からどんな印象がある?
「常識が無い」「もっと考えてから発言してほしい」「反日反メキシコ反中国、孤立主義的」・・・
などなどですね。確かにありました。
トランプが大統領になる要因:1.興味と拡散
トランプ氏の目的は「大統領になる」こと。
大統領になるためには「選挙で勝た」なければならない。
選挙で勝つためには「たくさんの票」を集めなければならない。
たくさんの票を集めるにはたくさんの人に「知って」もらわなければならない。
知ってもらうためには「自分を拡散」しなければならない。
自分を拡散させるためには「メディアに興味」を持ってもらわなければならない。
トランプ氏は「興味を持ってもらう」ために過激な発言を繰り返した。
結果、批判も賛同も合わせて「ドナルド・トランプという名前が世界に広がった」んです。
トランプが大統領になる要因:2.ギャップ萌え
これが最新記事です。
いまドナルドトランプの名前は世界中に広がっています。
もし、ここで言及されている通り「危なっかしいと思われている経済政策について、まとまった考えを披露すること」を今後していくとどうなるんでしょう。
今まで根拠を示さずに国民感情を刺激し続けていた人間が、その根拠の筋道を提示し始めたら・・・
「あ〜そういうことを考えて言ってたのね。それだったらなんかわかるわ。はじめからそう言ってくれてたら良かったのに。」ってなりません?
行き過ぎた発言をすればその分リスクは伴います。
そこで「誰にも話を聞いてもらえない」ところまでいってしまったらさすがのトランプ氏も終わっていたことでしょう。
しかし、2015年6月に立候補して以来、メディアは彼を追い続けました。
「誰かが話を聞いてくれた」のです。
そうしてドナルドトランプは共和党候補に躍り出た。候補者になれば「長い発言を聞いてもらう機会」が発生します。そこで改めて丁寧に話をすればいいんです。
まとめ
1.興味を引き拡散させる
2.ギャップを作る
そうすればあなたも「大統領になる」バズマーケティングが成功するのかもしれません。
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