等身大ジャーナリズム

26歳、京都出身、滋賀在住です。

社員は楽。フリーで活動するライターになった悩みや不安を公開する

世の中はフリーランスに移行しつつありますね。

ぼくは一足早く、フリーになった男です。

でもね、こんなぼくでも考えたことがあるんですよ。

「会社員だったらどんな人生だったかなー」って。

ぼくが会社員だった期間は1年半です。専業で会社員だったのは半年間だけです。

そんな短い期間で将来の展望を心配しちゃったんですよね。

ぼくの周りの、いわゆるミレニアル世代はみんなそうじゃないかなと思います。みんな将来を心配している気がします。

そしてぼくは会社を辞めました。

それについて書いてみたいと思います。

ぼくが会社を辞めた理由を思い出す

とりあえず過去の記事を引用してみます。

www.movablevie.info

ぼくはこの記事の中で、会社を辞めた理由をこう述べています。

夢と、現実の狭間でたくさん悩みました。

 

「このまま働いていたら多少辛くても楽しいし昇給とか昇進とかもあるかも?」

「ここより待遇のいいところなんて他にあるの?」

「あと3年、1年、いや半年でもいた方がいいんじゃないか?」

 

ただこういうことをずっと考えていたらふと気付いたんです。

 

あ、おれ夢に向かって前進してないわ。 って。

 

そして良い待遇を享受してずっと生きてしまうとそれが無くなった時、

 

おれは絶望することになる  って。

 

前に進んでいない焦り絶望がいつ来るか分からないことへの焦り

それが募ってしまったんです。

あの頃のぼく、悩んでますね〜。

つまり、ぼくは会社を焦りで辞めた人間ってことです。

やりたいことをやりたくて

ぼくはやりたいことがたくさんあります。

やりたいことのために時間を使いたかった、自分がどこまでやれるかを試してみたかったんだと思います。

そうして時間を作って、で、いま試されてます。

色々な誘惑に負けそうになっています。

自分の中の妥協に腹が立つときもあります。

でもそういう道なんですよね。

正直言うと、会社員の方がラクですよ。

ぼくはいまこの道が不安で仕方ないし、フリーになった苦悩を味わっています。

だから実を言うと、

同じ境遇の人を見て勝手に励まされたり、上を見て挫折したり、下を見て優越感に浸ったりしています。

まだまだ自分は人のことを気にしています。

周りなんか見なきゃ良いのにって思ってしまいます。

やりたいことをやるために時間を作ったのに、前だけを向いていない自分を恨めしく思います。

会社員はラクだぞ

フリーになってからいまはブレてばかりです。

自分が揺れていることがよくわかります。

ようやく自分が分かり始めたと思ったら、また心模様が変わるから困ります。

で、いまはこう思っています。

ラクですよ、会社員は。

通勤と、人間関係と、成果が報酬に直結しないことさえ我慢すればあとは全部やってくれます。

仕事を用意してくれて、仲間を用意してくれて、半年に一回給料の何倍ものお金を用意してくれて、辞める時には働いた年数に応じてまた給料の何倍ものお金をくれて、めんどくさい作業は肩代わりしてくれる。

いいなーって思います。

でもそれがいつまで続くか分からないということだけが心配です。

野に放たれた時に自分で狩りができるかどうかが心配になります。

それにフリーは逆で、

通勤は無い、人間関係も別に無い、成果が報酬に直結する、

代わりに、

仕事は自分で取る、仲間(協力者)を探す、ボーナスや退職金は自分の思い込み程度、めんどくさい作業をしなければあとで困る。

自分で狩りをしないと食っていけないんです。

だからぼくはいま、もがくことを決めました

ずっと成果が出なくても、かっこうわるくても、ひどくても、

フリーであることをもがかなければならない。

いまぼくが会社に戻っても同じことを思ってしまうでしょうから。

ん、やる気出てきた〜。

終わりに

やりたいことをやると言っておきながら、

いまやりたいことをやれていない自分がいます。

現実と折り合いをつけて決定している自分がいます。

これじゃ会社員時代と変わりません。

けど我慢です。ぼくのやりたいことは一気にはできない。

だからいまは我慢します。

ぼくは幸せものかと思います。こうしてフリーになって、自分の弱さがわかりました。

いきなり野に放たれる前に、自分から出ておいて良かったと思います。

面白そうなことを考えると胸がワクワクします。

きっとワクワクしたらまた心模様が変わります。

でもいまは、フリーになった苦悩を楽しみます。